第280号 経営セーフティ共済は本当にお得? - 【ゆめたか大家】ゆめたか大家のメインブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第280号 経営セーフティ共済は本当にお得?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

       男もすなる不動産投資といふものを


       女もしてみむとてするなり


        ~小規模企業共済編~

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

─────────────────────────

■第280号 経営セーフティ共済は本当にお得?


201日発行

─────────────────────────


こんにちは!「ゆめたか大家」と申します。


今回は「リンゴの森の子猫たち」(スプーンおばさん)です。


下の子が運動会で走ろうとしませんでした・・・。


詳しくは「永遠の名曲シリーズ」と「編集後記」で♪



「収支管理・確定申告編(60ページより)


修繕費か資本的支出か判断が難しい場合は


60万円以下は修繕費としてよい事になっています。


 http://bit.ly/yumetaka-tax_return4



めたか大家の「今までの道のり」および


バックナンバーのまとめはこちらです!


 http://bit.ly/yumetaka-history



ゆめたか大家は


経理・会計・税金ブログランキングに参加しています!


 http://bit.ly/yumetaka-ranking


─────────────────────────

本文

─────────────────────────


前回は


9 小規模企業共済の正体?


について書きました。


http://archive.mag2.com/0001569235/20150629120000000.html



小規模企業共済は、国の傘下組織として


以下のような巧みな手段を用いて


国の財政を助けているように思えたのでした。



・小規模企業共済は、全額控除を武器に


 税理士に小規模企業共済を宣伝させて


 経営者よりお金をかき集める。


・「手堅い運用」を名目にして


 集めたお金の大半を国債につぎ込んで


 国の財政を助ける。



以上にて、小規模企業共済のまとめを


終わりにしようと思いましたが


今回は、小規模企業共済と並んで紹介されている


経営セーフティ共済について書こうと思います。



経営セーフティ共済は、小規模企業共済と同じく


「中小機構」によって運営されています。


http://www.smrj.go.jp/tkyosai/index.html



経営セーフティ共済では


「連鎖倒産から中小企業を守ります。」


というスローガンが掲げられています。



この制度の趣旨は、以下のように説明されています。


「取引先事業者の倒産の影響を受けて


 中小企業が連鎖倒産や経営難に陥ることを


 防止するための共済制度(お金を貸してくれる制度)」



そしてこのためにお金を積み立てるのですが


毎月5000円から20万円で


総額800万円まで積み立てることができます。



また経営セーフティ共済は


解約して解約金を受け取る事もできます。



小規模企業共済では


20年以上払い込まないと


基礎共済金が元本割れになりましたが


経営セーフティ共済では


40ヶ月(3年4ヶ月)払い込めば


元本割れにならないのがメリットです。


http://www.smrj.go.jp/tkyosai/050952.html



しかし小規模企業共済とは違って


運用益による付加共済金はないそうです。


http://www.soumunomori.com/column/article/atc-119821/



とはいえ、40ヶ月で元金が戻ってきて


払い込みの時は全額控除になるのですから


とてもよい制度に思えました。


http://www.smrj.go.jp/tkyosai/qa/kakekin/000117.html



しかし!今回よく調べてみると


経営セーフティ共済は


全然お得ではないのでした。



経営セーフティ共済は


支払う時には全額が所得控除になるのですが


受け取る時には税金がかかり


なんと事業所得扱いになってしまうのです。


(法人の場合は益金扱いです。)


http://kjshintani.com/?p=6833


http://www.smrj.go.jp/tkyosai/e-netmagazine/051331.html



だから解約金を受け取る時は


所得税や住民税が課せられてしまうのです。


(法人の場合は法人税が課せられます。)



だから払い込み期間の所得税の税率と


受け取る時の所得税の税率が同じなら


40ヶ月以上払い込んでも


結局はプラスマイナスゼロなのです。



私はこれを見つけて「あれ?」と思ってしまいました。



受取金が事業所得扱いになる事は


経営セーフティ共済について書かれている


殆どのサイトで触れられていないからです。



それなのに


経営セーフティ共済は40ヶ月で元本保証なのでお得!


と書かれているサイトが多いのです。



しかし受取金が事業所得扱いになってしまうとなると


経営セーフティ共済を活用して節税をするのは


基本的には無理でしょう。



事業に成功して所得税率が高い時に掛け金を払って


事業に失敗して所得税率が低い時にお金を受け取れば


この税率の差が節税にはなるのですが


これを狙って経営セーフティ共済に入る人はいないでしょう。



このように、経営セーフティ共済では


受取金が事業所得扱いになってしまうので


節税のためには


事業が赤字の時に解約するのが一番だと思います。


以下、この説明を書きます。



(事業が赤字の時に解約する)


これは


事業に成功して所得税率が高い時に掛け金を払って


事業に失敗して所得税率が低い時にお金を受け取る。


の最も極端な活用法です。



所得税率20%の時に500万円を払い込むと


所得税が500万の20%である100万円安くなります。



そして500万円の赤字を出してしまった年に


解約して500万円を受け取ると


その年の事業所得がプラスマイナスゼロになりますので


解約金500万円を無税で受け取れます。



すると経営セーフティ共済に入らなかった場合に比べて


100万円の節税が出来たことになります。



ここまで上手に行かなくても


経営が順調なうちに経営セーフティ共済に入っておき


経営が傾いた時に備えておく。


という選択は、一応あると思います。



ちなみに、解約金500万円の全てを経費にすれば


受け取った解約金自体には


税金がかからない事になりますので


一見すると節税に見えるかもしれません。



しかし経営セーフティ共済に入らなくても


最初から500万円を経費として使えば


所得税20%なら100万円の節税になりますので


結果として変わらないのです。



経営セーフティ共済に入って500万円を払った場合は


税金が100万円軽くなりますが


入らずに500万円を経費として使った場合も


税金が100万円軽くなりますので


結果として変わらないのです。



今回は、経営セーフティ共済は


掛け金は全額所得控除になるものの


受取金が事業所得として課税されるため


実はお得ではない事を書きました。



事業に成功して所得税率が高い時に掛け金を払って


事業に失敗して所得税率が低い時にお金を受け取れば


この税率の差が節税にはなるのですが


リスク回避の意味で経営セーフティ共済に入る人はいても


この節税を狙って入る人はいないだろうと思いました。



次回は、経営セーフティ共済の加入条件および


大家さんにとっての有利不利について書いていきます。



以下、次号に続きます。



今回の内容が好感でしたら


「いいね!」の代わりにクリックをお願いします。


⇒ http://bit.ly/yumetaka-ranking

1 「運転資金を貯めている」と見なされ「自己資金の一部」と評価され
─────────────────────────

■情報紹介

─────────────────────────


今回は


経営セーフティ共済のサイトを


ご紹介させていただきます。



『経営セーフティ共済』


http://www.smrj.go.jp/tkyosai/index.html



経営セーフティ共済は


小規模企業共済と同じく


中小機構が運営しています。



経営セーフティ共済については


いろいろな人が紹介しており


「40ヶ月で元本保証!」


などと書いてあるサイトもあります。



しかしそのようなサイトには


受取金が事業所得扱いになることが


書かれていない事が多いのです。



経営セーフティ共済については


まずは本家本元である


このサイトで勉強されるのがよいと思います。


─────────────────────────

ゆめたか大家のバックナンバー

─────────────────────────


日本政策金融公庫にて、ほぼフルローンとなった物件の


買い付け・融資・契約・引き渡し・初期管理をまとめた


「不動産取得編」はこちらです。


(連載第0号~第60号)(249ページ)


 http://bit.ly/yumetaka-real_estate



不動産取得税のお得な支払いに関連して


楽天カード(JCB)およびnanacoカードの活用法をまとめた


「楽天・nanacoカード編201月改訂版」です。


(連載第61~84号、129~136号、182~192号


増補・改訂にて94ページになりました。


 http://bit.ly/yumetaka-nanaco2014Feb



「個人」の「業務的規模」の確定申告についてまとめ


10億マンション税理士さんのお話も収録した


「収支管理・確定申告編1」はこちらです。


(連載第85号~第102号)(111ページ)


 http://bit.ly/yumetaka-tax_return1



不動産購入時の諸費用について調べ


その税務処理と節約方法をまとめた


「収支管理・確定申告編2」はこちらです。


(連載第104号~第128号)(163ページ)


 http://bit.ly/yumetaka-tax_return2



不動産の収入の項目と帰属に始まり


「名義変更」「借地関係」「同一生計」についてまとめた


「収支管理・確定申告編3」はこちらです。


(連載第137号~第181号)(274ページ)


 http://bit.ly/yumetaka-tax_return3



不動産所得の必要経費」ついてまとめ


修繕費」「建物価格」「減価償却」について調べた


「収支管理・確定申告編」はこちらです。


(連載第194号~第244号)(344ページ)


 http://bit.ly/yumetaka-tax_return4


─────────────────────────

■ゆめたか大家の情報紹介メール

─────────────────────────


水戸大家、川崎大家、中卒大家、ソプラノ大家さんなど


有名大家さんの不動産投資に関する情報が満載の


「不動産投資の情報紹介メール」はこちらです!


 http://bit.ly/yumetaka-estate-information


厳選情報を22回に渡ってお届けします!



税理士である叶温さんやOMコンサルティングさんなどの


不動産の節税に関する情報を中心とした


「確定申告・簿記・経営・倒産の情報紹介メール」です!


⇒ 
http://bit.ly/yumetaka-tax-bookkeeping


厳選情報を20回に渡ってお届けします!


─────────────────────────

■永遠の名曲シリーズ

─────────────────────────


リンゴの森の子猫たち(スプーンおばさん)


https://www.youtube.com/watch?v=z2kDFQpX1Lw



アパートを購入して大家となった私は


家賃収入が入ってくるようになりました。



そして家賃収入の確定申告の勉強を始め


確定申告の基礎を


「収支管理・確定申告編1」としてまとめました。


http://bit.ly/yumetaka-tax_return1



そして次に、「収支管理・確定申告編2」として


不動産売買の税務をまとめる事にしました。



当初の予定では


「収支管理・確定申告編2」においては


「不動産購入時の税務」と「不動産賃貸業の税務」の


両方について連載をしようと思っていました。



しかし「不動産購入時の税務」だけでも


かなりの分量になってしまいましたので


「不動産購入時の税務」が一段落した時点で


「収支管理・確定申告編2」を終わりにして


小まとめを行なう事にしたのでした。



そして小まとめ1では


不動産購入時の諸費用を以下のように3つに分類して


不動産購入の税務のオーバービューを書いたのでした。



・経費とするもの。


・取得費とするもの。


・その他(開業費)。



「収支管理・確定申告編2」は


当初の予定の半分になってしまったのですが


小さいからといって馬鹿にせず


「スプーンおばさん」のように


可愛がっていただければと思い


「スプーンおばさん」を採用したのでした。


http://archive.mag2.com/0001569235/20130506120000000.html



不動産購入時の諸費用について調べ


その税務処理と節約方法をまとめた


「収支管理・確定申告編2」はこちらです。


(連載第104号~第128号)(163ページ)


 http://bit.ly/yumetaka-tax_return2



「リンゴの森の子猫たち」ですが


とびきり元気で、チャーミングな歌です!



「リンゴの森の子猫たち~に


 誘われたのよ、楽しいパーティ♪」


「好きよ~、スプーンおばさん


 さあさ、一緒に踊りましょう~♪」


「ほら~、見えない幸せと~


 クルクル、手をつな~いで~♪」


「みんな笑顔で、はちきれそ~う


 だって今日はおばさんのバースデー♪」



この明るいメロディー!


この素敵な歌声!



あの当時はテレビを見逃すと


翌週まで聞けなかったのですが


今はインターネットで何度でも聞くことができます。


本当に良い時代だと思います。



聞く人の心を明るくさせてくれるこの曲は


いつまでも大切にしたい


永遠の名曲だと思います!


─────────────────────────

■編集後記

─────────────────────────


先日、上の子が運動会の「かけっこ」で


3位に大躍進したことを書きましたが


今回は、下の子の事を書きます。



下の子はまだ未就学児ですが


運動会では、未就学児用にもプログラムがあり


それに参加すると「お菓子」や「おもちゃ」をもらえるのが


「お約束」になっています。



そして未就学児用のプログラムになりました!


しかし下の子はダダをこねていました。


参加しようとしないのです。



仕方なく、ゆめたかパパが


下の子を「おんぶ」してスタートラインに立ちました。



そして「おんぶ」から降ろして一緒に走ろうとしましたが


下の子はいやがって降りようとしません。


ゆめたかパパの背中にしがみついて


走ろうとしないのです。



しかしヨーイドン!になってしまいました。


ゆめたかパパは、仕方なく下の子を「おんぶ」したまま


ゴールまで走りました。



そして「おもちゃ」をもらおうとしたのですが


なんと「おもちゃ」が足りなくなってしまいました。


そこで「後で取りに来てください。」と言われました。



すると下の子は、おもちゃをもらえなかったので


怒り出してしまいました。



下の子は、走ってもいないのに


おもちゃだけは欲しがったのです。



思わず苦笑してしまいましたが


これは下の子が


「○○」をしたら「○○」をもらえるという


複雑な仕組みの第一歩を


理解し始めた証だと考え


前向きに考えることにしました。



そしてその後、おもちゃをもらった下の子は


いつもの単純な笑顔を見せてくれたのでした。



この日は


「複雑な仕組み」への理解の第一歩を見せてくれた


下の子でしたが


笑顔は子供らしく「単純」でした。



これらを繰り返して


これからも成長して行くのでしょうが


私はこれからも


子供たちの成長を見守って行きたいと思いました。



今回の内容が好感でしたら


「いいね!」の代わりにクリックをお願いします。


⇒ http://bit.ly/yumetaka-ranking



最後までお読み頂きありがとうございました。


不動産関係は派手な情報が多いですが


私は初心者目線を大切にして行きたいと思っています。


ご質問・ご感想をいただけましたら幸いです。


─────────────────────────


男もすなる不動産投資といふものを


女もしてみむとてするなり


発行者 ゆめたか大家


ゆめたか大家の今までの道のり

http://bit.ly/yumetaka-history


まぐまぐメールマガジンの登録・解除・バックナンバー

http://www.mag2.com/m/0001569235.html


ゆめたか大家のブログ

http://yumetaka365.blog.fc2.com/


ゆめたか大家のミクシー(お友達400人)

http://bit.ly/yumetaka-mixi


ゆめたか大家のフェイスブック(お友達600人)

http://bit.ly/yumetaka-facebook


ゆめたか大家のツイッター(お友達4000人)

http://twitter.com/yumetaka365


お問い合わせ

http://bit.ly/yumetaka-inquiry

 

関連記事
スポンサーサイト
ここは記事下のフリースペースです
コメント
非公開コメント

セーフティー共済について

解約時の出口戦略がなければ大家さんには不向きかも知れませんが、解約時の使用使途は自分で決められるので、大規模修繕や新しく購入するときの頭金など経費に含まれる大きな出費に合わせると、負担が軽くなりますよ。

2015-10-21 13:13 | from あい

Re: セーフティー共済について

コメントをありがとうございました。

この記事(第280号)だけを読むと
経営セーフティー共済はプラスマイナスゼロのようですが
実は大家さんが個人でセーフティ共済に入った場合は
確実に損になる事がわかりましたので
次の記事(第281号)を書いたのでした。
http://yumetaka365.blog.fc2.com/blog-entry-312.html

私はびっくりして経営セーフティ共済に電話をしたのですが
やはり経営セーフティ共済のHPの通りでした。

大家さんが個人で経営セーフティ共済に入っても
掛け金が経費にならないなんて、ひどいですよね。

また何かありましたら、ご指摘をいただければと思います。
この度はコメントをありがとうございました。


> 解約時の出口戦略がなければ大家さんには不向きかも知れませんが、解約時の使用使途は自分で決められるので、大規模修繕や新しく購入するときの頭金など経費に含まれる大きな出費に合わせると、負担が軽くなりますよ。

2015-10-22 00:21 | from ゆめたか大家

トラックバック

http://yumetaka365.blog.fc2.com/tb.php/309-fbfd4979

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。